茶の湯のわびと雅 2026.03.20(金) - 2026.05.12(火)

茶の湯の二大国宝、同時公開!
茶の湯は12世紀に中国から請来した喫茶法をもとに、今日まで長い年月をかけて、総合芸術として、日本を象徴する文化へと昇華してきました。室町時代、中国より舶来した唐物を愛好する風潮が、足利将軍家を中心に流行し、それらを室内に飾ることで権威を示しました。15世紀末には、珠光(1423 ?~ 1502)が草庵の侘び茶を唱え、その茶風は堺の豪商武野紹鴎(1502 ~ 55)により町衆らに浸透し、千利休(1522 ~ 91)によって大成されました。その後も自己の美意識にかなった新しい道具を創造する茶人たちによって、幅広い分野に影響を与えながら発展してきました。
この度の展覧会では、日本人が愛好する「わび」と「雅」の文化を象徴する国宝「喜左衛門井戸」(孤篷庵)と国宝「色絵藤花文茶壺」(MOA美術館)の二大国宝を36年ぶりに同時展観します。また、MOA美術館のコレクションから厳選した茶道具の数々を取り合わせて展観し、茶の湯の魅力に迫ります。