江戸時代にお湯を樽詰にして将軍家に献上する「献湯神輿」の出発の際、道中の安全を祈願して湯をかけた儀式を再現した行事で、熊野神社(湯河原町)の春の大祭にあたる5月の第4土曜日に「湯かけまつり」として行われています。
神奈川県湯河原町と静岡県熱海市の境に流れる千歳川の上流から神輿が温泉の「湯」を浴びながら温泉街を練り歩くお祭りです。
※2024年は距離を短くし、町立湯河原美術館から泉公園までとなります。
沿道には温泉の「湯」が入った樽が用意され、観客が神輿めがけて威勢良く「湯」をかけます。
メイン会場となる「玄関テラス」とフィナ-レ会場「泉公園」では、神輿が甚句にあわせて会場内を練り歩き、さらに盛大に「湯」がかけられ、迫力満点!
また「湯かけまつり」と同時に、何万本もの箸を燃やし無病息災・五穀豊穣を祈る「御箸(みはし)まつり」も古より神事の行事として行われます。
ぜひ温泉地ならではの迫力ある祭りを身近でご覧ください。
【神輿パレード】
19:30町立湯河原美術館~20:00万葉公園入口広場~20:50泉公園到着(21:00泉公園終了予定)