12月27日の熱海は低気圧の影響で南風が強まり、網代で18・5度を観測するなど、年末とは思えない暖かさとなった。1月21日から「あたみ桜糸川桜まつり」が始まる糸川遊歩道では「あたみ桜」が続々開花した。咲きだしたのは58本あるなかの14本。同遊歩道では例年、1月初旬~中旬ごろに咲き始めるが、例年より2週間ほど開花が早かった年より、更に数日早い開花ペースという。
◆あたみ桜 熱海の「市の木」で日本で最も早く咲く桜。沖縄のカンヒザクラとヤマザクラの自然雑種。開花期間は1カ月以上。明治4年頃、イタリア人によって熱海にもたらされた。見頃は1月下旬〜2月上旬。河津桜の開花は2月上旬。
【あたみ桜の開花状況(咲きはじめ)=12月27日現在 】
開花場所 本数 開花数
糸川沿い 58本 14本
海浜公園 11本 6本
サンレモ公園 5本 1本
梅園(園内) 6本 2本
梅園前市道 23本 8本
渚小公園 15本 2本
渚デッキ 17本 4本