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伊東の秋は、お祭り三昧!
秋は海上安全と豊漁を祈願する伝統のお祭りの季節です。
昔から伊豆最大の漁港・伊東港をはじめ宇佐美・川奈・富戸・八幡野・赤沢の各港から漁船が出港して、四季を通じて新鮮な魚を水揚げしてきました。
その豊かな海に感謝して、秋には豊漁祈願祭が各地域で何百年も前からおこなわれています。
伊東各地でおこなわれる秋祭り。室町時代から受け継がれた歴史と伝統、未来への熱気をお楽しみください。
☆豊漁を祈願する伝統の祭りシリーズ
秋は毎週のように、伊東各地で町内総出のお祭りがおこなわれます。
地域の老若男女の力を合わせて作り上げる、地域に根ざした力強いお祭りをご一緒にお楽しみください。
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八幡野秋まつり
9月16日(日) 13:45祭式 15:00神社出発 15:15国道通過 15:45お仮屋到着
9月17日(月・祝) 13:40~お仮屋出発、14:10国道通過、14:30神社到着
会場:伊東市八幡野地区・八幡宮来宮神社
伊東の秋祭りのトップをきって行われます。 万灯を先頭に賑やかな山車やシャギリ(祭囃子)などの行列は見応えがあります。最後に「ゴマガラ」を落として豊作を占います。
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伊東秋まつり
日時:10月14日(日)・15日(月)
会場:伊東市湯川地区・松原地区
伊東秋まつりは、海上安全と豊漁を祈願する漁師のお祭りで、神輿が海を渡るので知られています。(神輿の海中渡御)
このお祭りの歴史は古く、室町時代の中頃からと伝えられています。
神輿は湯川神社と松原神社の二基があり、祭神や行列の形態など多少の相違はありますが、お祭り自体はほぼ同じような方法でおこなわれます。
神輿というのは、普通 わっしょい、せいやせいや、などと賑やかな声を出して担ぎますが、このお祭りは、神輿の渡御中に一切口を開くことが許されず、口には切紙をくわえます。
32人の若者に担がれたみこしの重さは、約1トンと超重量級。
神官、先供、鹿島踊りの後を「潮花ふり」の少年たちがほら貝の合図に「下に~、下に~」の声をかけ神輿を導きます。(100名位の行列になります。)
伊東海岸に下りた神輿は、打ち寄せる波の中へ後ろ向きの姿で50メートル以上も沖合いまで入ります。3回から5回(奇数の回数入るきまりになっている)ほど海中で渡御し、街中を練りながら神社にお上りになり大祭は終了します。
両日とも夜には、30台以上の山車が町内を練り歩き、夜店も出てまちは遅くまでお祭りムード一色です。
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