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尾形光琳の紅白梅図屏風など国宝の日本画をはじめ、東洋美術のコレクションで知られるMOA美術館が11カ月にわたる大規模改修を終え、2月5日にいよいよリニューアルオープンいたします。
3日、報道陣や行政、美術関係者向けの内覧会があり、およそ500人が、日本の伝統的な素材を生かして現代的な空間を創り出した展示室や国宝3点、人間国宝の漆芸家室瀬和美さんがメーンエントランスに手がけた高さ4メートル、横1・2メートルの漆喰の扉の自動ドア、カフェショップなどを見て回りました。
リニューアルを記念した特別展では尾形光琳の「紅白梅図屏風(びょうぶ)」、陶芸家野々村仁清による「色絵藤花文茶壺」、手鑑「翰墨城」 の国宝3点を含めた約100点の所蔵名品展と展示スペースを設計した世界的な現代美術作家・杉本博司氏の個展「海景-ATAMI」を開催します。
◆内田篤呉館長 展示室は日本の伝統的な漆喰や屋久杉などをふんだんに使っていて、美術品が美しく目言える空間となりました。日本の伝統工芸などの作品を世界に発信していきたいと話しています。

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