熱海市と函南町にまたがる十国峠ケーブルカー(伊豆箱根鉄道)の線路際や「十国登り口駅」入り口横でツツジが見ごろを迎えました。サツキも咲き出し、行楽客の目を楽しませています。
ケーブルカーは、十国峠レストハウス2階にある「十国登り口駅」と展望台のある山頂の「十国峠駅」を316mを約3分で結び、頂上では、晴れ渡った日は御覧のような富士山の眺望が目の前に広がります。南アルプスや駿河湾、湘南海岸や三浦半島、横浜、東京まで「十国」が一望できます。
新緑の季節を迎え、源実朝の歌碑がある日金山(ひがねさん)の「芝生広場」へ続く散策路も多くのハイカーや遠足の子供たちで賑わっている清々しい季節となりました。
■十国峠 昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来。現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県。