熱海市の糸川遊歩道で23日、第6回「あたみ桜・糸川桜まつり」(熱海市観光協会主催)が開幕した。今年は例年より2週間ほど開花が早く、糸川の沿道に植えられた54本のあたみ桜がすべて見ごろに入り、訪れた市民や観光客を喜ばせていました。
初日は午後1時からドラゴン橋でオープニングセレモニーを行い、中島幹雄観光協会会長、斉藤栄市長、藤曲敬宏県議、杉山利勝市議会議長らがご祝辞をよせてくれました。
舞台では、熱海芸妓の三保さん、小夏さん、静さんがあたみ桜を背景に鳴り物「鶴亀」「越後獅子」「さくらさくら」「園の梅」「元禄花見踊り」「三下がり甚句」の6演目を披露。続いて地元の人気おやじバンド・糸川ベンチャーズが演奏した。新柳橋ではミス熱海桜娘・永井優里さんによる桜茶の無料サービス、渚橋には花見を楽しめるように露店ができ、日本最速のお花見宴会でにぎわっておりました。
今年はあたみ桜の整備事業に多大な貢献をした篤志家の大塚実さん(大塚商会相談役名誉会長)は所用で参列しませんでした。