熱海市の中心部を流れる「糸川」の御成橋から糸川橋間(約180メートル)には、川を覆うようにブーゲンビリアが植えられています。
このブーゲンビリアは、毎年5月から10月にかけて赤・マゼンタ・紫などの南国的な美しい色の花(苞)を咲かせます。
写真は本日5/31(火)撮影したものです。まだ色づきそうな株もありましたが、全体的には見頃になりました。
糸川橋付近には川へ降りる階段があり、隠れた撮影スポットとなっています。ブーゲンビリアの合間にある黄色い「ヒペリカム ヒデコート」(キンシバイ)も咲き始め色を添えています。
【糸川遊歩道】JR熱海駅より熱海港行きバス利用→銀座バス停下車→(糸川を上流に向かって)徒歩数分
※階段下の川沿いの歩道は狭いので十分お気をつけください。
※ジャカランダは見頃までもう少しかかりそうです。

<ブーゲンビリア>
南米(ブラジル) 産のオシロイバナ科の熱帯性低木。南国では一年中咲いていますが、日本では5~10月に咲きます。
花のように見えるのは、実際には、苞(ほう)と呼ばれるもので、苞が3枚集まったその中心に咲いている小さな白いものが花です。苞には、葉脈があり、葉の形をしています。苞は肉厚が薄いので、風に吹かれてヒラヒラと舞います。苞色には、赤や白、桃、橙、黄色、それらの複色があります。