観光地熱海の海底、防波堤、海岸周辺を一気に清掃して、未来の子供たちにきれいな海を残すとともに環境保護の重要さを訴えるイベント「熱海ビーチクリーン2018」(実行委員会主催、水口武実行委員長)が5月13日、熱海港を起点に開かれました。
今年も地元ダイバーの呼びかけに東京、神奈川、北関東などのダイビングクラブから120人。市内3神社の厄年奉賛会奉賛会「来宮辰巳會」(きのみやたつみかい)、「今宮和田奉十絆會」(いまみやぶじゅうかい)、「伊豆山巽剛一會」(いずさんたつみごういちかい)、熱海中学テニス部など総勢24団体約300人が参加して行われました。
■各ダイバーが30分、海底からゴミ収集
川口健熱海ダイビング協会会長(市議会議長)、森本要副市長、下田海上保安部伊東マリン・パトロール・ステーション角田彰所長のあいさつに続いて、ダイバーたちはナナハン岸壁やクルーザーやヨットが係留されているスパ・マリーナ熱海の水深3メートル~5メートルの海に潜り、それぞれ30分にわたって海底からゴミを拾い集めました。
■今宮和田奉十絆會女子部が300人分のおにぎり
陸上の清掃班は、熱海サンビーチの砂浜を手はじめにムーンテラス、親水公園の通路、熱海港芝生広場のゴミを丁寧に拾い、袋に詰めて環境保護を訴えた。作業を終えた参加者には記念品とともに今宮和田奉十絆會女子部が80kgの米をたき上げて作ったおにぎりが配りました。
■熱海ビーチクリーン 1991年から毎年5月に熱海湾の海底・海岸清掃イベント「熱海ビーチクリーン」を開催。今年で27回目。2004年国土交通省中部地方整備局長賞、2010年国土交通大臣表彰。2014年秋の叙勲では社会奉仕活動の功績で緑綬褒状が授与されています。