3月20日の彼岸の中日(春分の日)を前に熱海梅園では、正面入り口付近に植えられている「源平桃(げんぺいもも)が見ごろを迎え、毎春この桃の開花を楽しみに訪れる人たちの目を楽しませています。
同じ幹に紅白の花が咲く珍しい桃の木で、名前の由来は、源氏の旗の色「白」と平家の旗の色「紅」からとされています。花はその年によって「白」が多く出る年、「紅」が多く出る年、紅白交り合う年と様々で、今年は平家(赤)がやや優勢。熱海市は、源頼朝、源実朝など源氏に縁(ゆかり)が深く、気を揉んでいる市民も多い。