来宮神社の例大祭は15日、宮神輿(みこし)の宮出しで幕を開けました。
宮神輿保存会(山田康夫会長)の会員らに担がれ宮神輿は午前9時に「ソイヤ、ソイヤ」の力強い掛け声とともに境内を出発。それぞれの町内では、保存会のメンバーに地元の若衆が加わり、威勢良く練った。宮坂を下った宮神輿は咲見町、JR熱海駅、渚親水公園、銀座町などを巡り、最後の中継地となった熱海郵便局からは道先案内人の神様といわれる天狗を先頭に宮入りをしまた。
強い日差しが降り注ぐ中、それぞれの町内の若衆や御鳳輦(ごほうれん)「桃陵丒寅會(とうりょううしとらかい)」奉仕者などが交代で担ぎ、氏子町内を6時間かけて渡御、勇壮な練り歩きでした。