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MOA美術館では、5/27(金)~7/20(水)の間、所蔵 近代の名匠
「竹内栖鳳と板谷波山展」を開催します。
西洋の美術思想や絵画技法の導入と伝統の継承との狭間で揺れ動いた
明治以降の近代美術界にあって、伝統に立脚しつつ独自の表現を創造
した名匠たちがいました。
竹内栖鳳(1864-1942)は、元治元年(1864)に京都で生まれ、 18歳で
四条派の幸野棋嶺に入門し、西洋画法を取り入れた写実表現によって、
日本画の新しい道を切り開きました。
板谷波山(1872-1963)は、明治5年(1872)茨城県に生まれ31歳で陶芸家
を志し、光沢をおさえた「葆光彩磁」の創出や、彫刻の技術を活かした
浮き彫り等で独自の世界を表現しました。
同展は、所蔵品から栖鳳、波山の作品約30点を当館コレクションから選
んで展観し、彼らが目指した美の一端を探るものです。清新にして品格
溢れる作品の数々をぜひご堪能下さい。
●主な展示品
「翠竹野雀」 竹内栖鳳(1864~1942) 昭和8~9年(1933~34)頃
「夏鹿」 竹内栖鳳(1864~1942) 昭和11年(1936)
「葆光彩磁和合文様花瓶」 板谷波山(1872~1963) 1910年代後半
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【MOA美術館】

住所/熱海市桃山町26-2
電話/0557-84-2511
開館/※9:30~16:30(入館は16:00迄)
休館/木曜日(祝日の場合開館)・年末年始
入館料/大人1600円・大高生800円・中学生以下無料
交通/熱海駅よりMOA方面行きバス利用約10分→終点下車
※節電のため、開館時間を変更する場合がありますので、ご注意ください。
※5/25までは、所蔵「江戸のファッション -UKIYO・E-」を開催しています。
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