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熱海梅園では12/8に梅の初開花が確認されましたが、 12/11には梅園一番奥の足湯横にある「あたみ桜」も開花し始めました
こんな時期に梅園で見られるので、梅と勘違いする方がいるかも・・・
この「あたみ桜」は毎年1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種で、明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われました。
市内の多くの場所に植栽され、下田の御用邸(昭和47年)や伊勢神宮(昭和48年)、東宮御所(昭和51年)に献上されたことにより、広く知られるところとなりました。
昭和40年に開かれた「花いっぱい運動」で「あたみ桜」と命名され、昭和52年4月10日(市制40周年記念)に熱海市の木に指定されました。
同じ枝に、早期に咲く花芽と後期に咲く花芽が二段構えにできることから、一ヶ月ほど花が楽しめます。
市内では糸川遊歩道のほか、梅園前市道、海浜公園、姫の沢公園等にあります。
本格的な開花シーズンは、1月中旬~2月中旬。市内中心部では「糸川桜まつり」も開催します。今しばらくお待ちを・・・
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【あたみ桜の開花情報】(平成23年12月12日現在) →あたみ桜について →糸川桜まつりパンフ
●糸川沿い(50本)・・・未開花(基準木も未開花)
●海浜公園(11本)・・・未開花
●サンレモ公園(5本)・・・未開花
●釜鳴屋平七銅像前(2本)・・・未開花
●梅園前市道(23本)・・・未開花
●花ひろば(1本)・・・未開花
●姫の沢公園(22本)・・・未開花
問合せ/熱海市観光施設課 花とみどり推進室0557-86-6240