熱海の国道135号下り沿い(親水公園付近)にある南米産のノウゼン
カズラ科の常緑樹「ジャカランダ」ですが、10月半ば過ぎに狂い咲
きしたものがまだ咲いています。 花をつけているのは1本だけです
が、つぼみが4~5房ついています。
この「ジャカランダ」、日本での花期は6月と言われています。
気候の関係で、本土で(露地植え)花が咲くのは大変珍しく、熱海でも
開花時期がずれたり、全く開花しない年もありました。
開花した年も全ての木が花をつけるわけではなく、数本のみだったり・・・
本当に「気まぐれ」な木なんです!
ただ、ここ3年はジャカランダの当たり年と言えるほど、多くの花をつけ
ています。
お問合せも年々増え、遠方からわざわざ花を見に熱海にお越し下さるお
客様も少なくありません。今年の6月も約20本が開花しました。
見た人を魅了してしまう紫色の花。
今回は狂い咲きで、1本しか咲いていませんが、お近くにお越しの際には、
ぜひご覧下さい
【ジャカランダ】
学名/Jacaranda mimosifolia (J.Ovalfolia)
科名/ノウゼンカズラ科 属名/ジャカランダ属 性状/常緑高木
原産地/アルゼンチン、ボリビア
【ジャカランダの木がある場所】
・お宮緑地内(国道135号沿い・サンデッキ横)・・・10m程ある高木1本と、3~4mの木が3本
・国道135下り沿い(すかいらーく~親水公園イベント広場前)・・・5~6mの木が23本
※移植があり、前年と比べ場所の本数が多少変わっています。
※今回開花したのは、親水公園第2工区イベント広場前の1本です。