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市内各所の「あたみ桜」が開花し始めています
今シーズンは、例年に比べ12月の降雨量が少なかったことと、平均気温が低いため開花が2週間程遅れています。
この「あたみ桜」は毎年1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種で、明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われました。
市内の多くの場所に植栽され、下田の御用邸(昭和47年)や伊勢神宮(昭和48年)、東宮御所(昭和51年)に献上されたことにより、広く知られるところとなりました。
昭和40年に開かれた「花いっぱい運動」で「あたみ桜」と命名され、昭和52年4月10日(市制40周年記念)に熱海市の木に指定。
同じ枝に、早期に咲く花芽と後期に咲く花芽が二段構えにできることから、一ヶ月ほど花が楽しめます。
0131baienoku.jpg梅園奥
市内では梅園前市道(22本)、糸川遊歩道(53本)、海浜公園(11本)等にあります。
順次開花状況をお伝えします。また、1/21(土)~2/12(日)は「糸川桜まつり」を開催しています。
0131itogawa2.jpg糸川遊歩道
【あたみ桜の開花情報】(平成24年1月31日現在) →あたみ桜について
●糸川沿い(53本)・・・30本開花しました(基準木 開花)
●海浜公園(11本)・・・8本開花しました
●釜鳴屋平七像脇(2本)・・・開花しました
●梅園前市道(22本)・・・21本開花しました
●花ひろば(1本)・・・1分咲き
●姫の沢公園(22本)・・・5本開花しました
●梅園内足湯横(1本)・・・3分咲き
問合せ/熱海市観光施設課 花とみどり推進室0557-86-6240
0131kaihin.jpg海浜公園