今年の熱海市の最高気温24・2度が観測された市内網代の阿治古神社で大漁桜(タイリョウザクラ)が満開を迎えました。多賀中で校長を務めた故角田春彦さんが作出したオリジナル品種で、“大漁”の時期に咲き、サクラダイの色に似ていることからその名が付いた。漁師まち網代にぴったりの名で本殿横に2本植えられています。1998年ごろ、地元の漁業関係者が同神社に寄贈し、同神社の役員が大切に育てています。熱海の秘めた桜の名所で全国的にファンが多いです。
熱海市では、この大漁桜を新たな名所にする活動が続いており、2019年2月27日に「日金山に桜を植える会」がMOA美術館の協力で日金山の笹の広場に苗木を約100本を植樹。18年にも1月11日に熱海花の会が東海岸町のお宮の松近くに苗木1本を植栽しています。