熱海梅園に隣接する澤田政廣記念美術館で4日、夜間特別開館があり、館内がファンタジーな世界に包まれました。一般公開を終えた午後7時。展示室内の照明が消され、特別に設置したピンク、ブルー、グリーンのライトに「道標」「銀河の夢」「天人」「人魚」などのブロンズの彫刻作品が立体的に映し出されると、館内は「ナイトミュージアム」に一変しました。 ふじのくにエンゼルパワースポットで知られるエントランスホールのステンドグラス「飛天」も、夜間にライトの照明で観ると幻想的な雰囲気を醸し出す。ステンドグラスが映った床の上に立つと、まるで自分が深い水の上に立っているかのような浮遊感にも似た錯覚さえ覚えます。
通産4回目となる今回の夜間特別展は、「熱海梅園初川清流ほたる観賞の夕べ」に合わせ、この日と11日に通常の展示時間を延長して開催する。同美術館から「ほたる観賞の夕べ」へ向かう通路には約200個の青色のLEDライトが並べられ、ナイトミュージアムとホタル観賞の相乗効果で多くの観光客や市民が訪れた。
開催日時 6月4日(土)、11日(土)
夜間開催 19:00~ 21:00
入館料 大人320円、中学生・高校生210円、小学生以下無料、市民、宿泊者割引あり
問合せ 熱海市立澤田政廣記念美術館(0557-81-9211)