熱海網代温泉の夏の風物詩「ふる里祭り・盆踊り」が8月14日始まり、およそ2500人の宿泊客や市民が地元の創作舞踊「南条流」の会員たちと盆踊りを楽しみました。大縄公園中央に組まれたやぐらにちょうちんが飾られ、宿泊客が浴衣姿の地元住民と輪を作り、三波春夫さんが唄う「熱海音頭」や「アジの開きの三度笠」「炭鉱節」「東京音頭」に合わせてにぎやかに踊りました。
網代温泉観光協会の主催で32回目。
開幕セレモニーで観光協会会長が「以前は熱海、伊豆山、多賀、網代の市内各地で聞かれた盆踊りですが、現在も続くのは『ふる里祭り』だけ。網代温泉ならではの昭和レトロな盆踊りを楽しんでほしい」とあいさつした。
■スイカ割り、手持ち花火に子どもたちが歓声
毎年人気のスイカ割りでは子供たちが列をつくり、目隠しをして挑戦。割れたスイカは川口会長らが切り分けて来場者にふるまいました。手持ち花火大会、昔懐かしい金魚すくいや輪投げ、ヨーヨー釣り等の縁日コーナーもあり、思い思いに楽しんでいました。盆踊りは15日も繰り広げられ、16日は網代湾で網代湾海上花火大会(午後8時20分~)がある。