熱海梅園で1月5日から、第75回「梅まつり」が始まり、ひと足早い春を求める観光客でにぎわっています。オープニングセレモニーでは、熱海市観光協会会長、熱海市長のあいさつの後、伊豆大島・東京都大島町の副町長と大島町観光協会会長が壇上に立ち、両市町のシンボルである梅と椿を交換し、交流を深めました。
 熱海芸妓があでやかに踊りを披露、第30代梅の女王の増田玲未さんをはじめ、梅娘の小森眞綾さんと杉崎真琴さん、桜娘の坂口莉果子さんと山崎早也香さんが梅まつりを盛り上げました。

初日は中央広場で熱海囃子(ばやし)笛伶会(てきれいかい)の演奏やミス熱海5人の撮影会、甘酒の無料サービスがあり、熱海・大島交歓会で訪れたミス大島の山田芹香さんとミス椿の女王の星野礼奈さんが椿小鉢200人分を梅園入り口で配り、熱海梅園梅まつりと1月27日から始まる「椿まつり」(3月24日まで)をPRしました。
 梅まつり期間中の熱海梅園は、午前8時半~午後4時の入園が有料。一般300円(中学生以下無料)、市民と宿泊客は100円。3月3日まで。

■主催 熱海市観光協会0557-85-2222
■開花状況 1月4日時点で園内に植わる59品種472本の梅のうち、13種168本が開花し、一部で見頃に入った。園全体の見頃は1月下旬から2月中旬ごろの見込み。