親水公園の「ヒマラヤ桜」(全2本)ですが、11/12までに開花が確認され、11/16(金)、写真を撮ってきました!
例年11月後半~12月にかけて開花する珍しい桜で、薄いピンク色の美しい花を咲かせます。今年は昨年に比べ5日遅いものの、例年よりは10日前後早い開花で、見頃は今月下旬になる予想です。
熱海市にあるヒマラヤ桜は、親木が県立熱海高校下法面や月見ガ丘にあり、若木が今回開花した親水公園のほか、月見ガ丘公園・さくらの名所散策路・長浜海浜公園などに点在、合計49本あります。
親木は、昭和42年8月、東京大学に留学中のネパールのビレンドラ元国王(当時皇太子)が 伊東市を御訪問された折、熱海植物友の会が熱海の桜と梅の種子を献上。 その返礼として、翌43年5月ネパールより贈られてきた「ヒマラヤザクラ」の種子を、 同年7月に熱海市下多賀の市営農場で播種、育成したものです。
見頃になったらまたお伝えします。冬に見られる桜は一味違っていて、とても素敵。ぜひ、見にいらしてください。

【ヒマラヤ桜】
ヒマラヤ近辺の温帯から暖帯に生える落葉高木。花は11~12月に咲いて紅色、花弁は長さ8~13mm、蜜が多い。
学名/Prunus cerasoides
科名/バラ科  属名/サクラ属  原産地/ネパール
開花している場所/渚町「親水公園スカイデッキ」(第一工区)駐車場付近
問合せ/熱海市公園緑地課0557-86-6218