熱海海岸にある、南米産の落葉高木「ジャカランダ」が開花し始めました。下の写真は5/16(水)に撮影したものです。
開花し始めたのは、お宮緑地「ジャカランダ遊歩道」の一番西側エリア内:石垣裏にある幼木1本と、親水公園第一P出口前の高木1本で、まだまだ探さないと分からない程度です。
「日南ピンク」という1本だけ種類の違うものは5/8から開花していましたが、青紫のジャカランダとしては昨日(5/15)が今季初開花となります。
5/16現在、上記2本開花した以外はまだつぼみのみで、つぼみが出ているのは高木32本中11本・苗木110本中約65本です。

【ジャカランダについて】
●位置づけ
世界3大花木(カエンボク・ホウオウボク・ジャカランダ)の一つ。
●形質
ノウゼンカズラ科の落葉高木~低木。葉は優美なシダに似た2回羽状複葉、花は藍色または青紫色が基本で、ピンクや白色もある。落葉だが春先まで葉を着けることが多い。
●原産地
南米の熱帯~亜熱帯地方原産で約50種が知られる。
●分布
世界の熱帯、亜熱帯の乾燥地帯を中心に栽培される。国内では関東南部~沖縄まで栽培事例あり。
●生育環境
凍障害を受けない温暖な土地で、かつ日照の多い比較的乾燥地を好む。
●開花特性
国内では花より葉が先行して出芽する。花数も相対的に少ないため樹冠全体が花で覆われることは少ない。

【ジャカランダの木がある場所】(平成28年5月27日現在)
●ジャカランダ遊歩道(国道135号沿い・サンデッキ横)・・・10m程ある高木1本、3~4mの木5本、1~2mの苗木101本
●国道135下り沿い(中央交番~親水公園第2工区)・・・5~6mの木が20本
●親水公園第3工区・・・歩道橋周辺に1~2mの木6本、初川と和田川の法面に苗木9本
上記合計:中~高木(苗木以外)32本、苗木110本
※上記以外 長浜海浜公園(5本)、サンビーチ隅(4本)ほか。植栽や移植があり、年により本数は変わる可能性があります。