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樹齢二千年、国指定天然記念物「大楠」のある来宮(きのみや)神社は、漁業・禁酒・禁煙の神として有名です。
毎年7月14日・15日・16日の3日間は、来宮神社例大祭「こがし祭り」が盛大に執り行われます。
町の繁栄を祈る神事として、 15日には宮神輿が、16日には御神幸行列で来宮の神々を御鳳輦(ごほうれん:神輿)に乗せ、町に降ります。
宮司・神官をはじめ、総代・神役など御神幸行列は総勢500名を超え、壮大な時代絵巻の再現となります。
また、行列の中には、天尊降臨の際に案内した神様である猿田彦(天狗)がおり、 御祭神と御縁の深い「麦こがし」を撒きながら道中を案内しています。 この「麦こがし」に触れると無病息災・身体健康になると伝えられています。
来宮神社例大祭での一番の見どころは「御鳳輦浜降り」。16日の御神幸行列の際、昼にサンビーチで行われます。
四十二歳(厄年)になる男性が声高らかに「みょうねん」と発し神々に感謝の気持ちを表しながら、御鳳輦を力強く担ぎ上げ、 砂浜から海中に入る神事で、古来より代々継承されています。
【来宮神社例大祭】
日程/平成27年 7/14(火)~16(木)  会場/来宮神社(西山町)ほか
問合せ/来宮神社0557-82-2241 http://www.kinomiya.or.jp/
そして、この来宮神社例大祭の一環として7月15日(水)・16日(木)には「こがし祭り山車(だし)コンクール」を開催。 国道135号を交通規制して行う、熱海で一番盛大な催しです。
このお祭りの主役は、各町内から出る伝統の木彫り山車・アイディアを駆使した装飾山車、そして神輿です。
照明の角度まで気を配った木彫りや、その年の名物をかたどった装飾山車など、30基以上が国道に集結。 山車の上では鉦(かね)・笛・太鼓でお囃子を奏で、その山車を町内の人が引き、各町内から東海岸町の審査会場へ繰り出します。
この日ばかりは、熱海市民は大人から子供までお祭り一色! ぜひ皆さん、豪華絢爛な「こがし祭り山車コンクール」で熱海っ子パワーをご覧下さい。
【こがし祭り 第47回山車コンクール】 
日時/平成27年 7/15(水)18:30~21:30 ・ 7/16(木)18:30~21:00
会場/国道135号(渚町・昭和町・銀座町・東海岸町付近)※審査会場は歩道橋「サンデッキ」
※上記時間帯の交通規制にご注意ください
問合せ/熱海市観光協会0557-85-2222
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