新型コロナウイルスに対応するため首都圏1都3県に出されていた緊急事態宣言が3月21日で解除されるのを前に、同日夜、今年初めての熱海海上花火大会が開催されました。反転攻勢へ向け、熱海湾を会場に午後8時30から15分間、3000発を打ち上げました。前週来、熱海市には卒業旅行などの若い世代を中心に観光客が急激に増えていますが、この日は朝から雨が降り続き、途中まで止まなかったことと、解除前だったことから観衆は2千人(主催者発表)。ホテル旅館や飲食店で観賞する人も多くいらっしゃいました。
3月は27日(土)と30日(火)にも打ち上ます。観光客の約8割りを占める首都圏の緊急事態宣言が解除されたことで、各宿泊施設への新規予約が増加。それに合わせ、ホテル、飲食店、エステ店などの新規開業が相次いでおり、地元関係者は感染の再拡大を警戒しながらも、戻りつつあるにぎわいに期待を寄せています。